Amazon Pay決済モジュールプラグイン (ネットショップ管理プラグイン)
モジュール本体
Amazon Pay決済モジュールプラグインは、WordPress のEC用プラグインであるネットショップ管理プラグインにAmazon Payの決済サービスの機能を追加するモジュールプラグインです。
Amazon Payは、Amazon の会員がAmazonアカウントに登録された配送先・クレジットカード情報を利用して買い物ができる決済システムです。Amazon Payは、初期費用、月額費用、振込手数料が無料で、決済手数料は、物理的商品・サービスの販売4%、デジタルコンテンツの販売4.5%で利用できます。
Amazon Payお問い合わせ・お申込はこちらからどうぞ。
インストール
- ネットショップ管理プラグイン(バージョン3.6.8以上必須)をインストールします。
- ダウンロードした圧縮ファイルを解凍後、`nsa-amazon-payments`ディレクトリを`wp-content/plugins`ディレクトリにアップロードします。(WordPressの管理画面から圧縮ファイルを直接アップロードしてインストールすることも可能です。)
- ネットショップ管理プラグインのオプション設定の決済モジュール欄に Amazon Payの項目が追加されていますので、設定をします。設定については下記で説明しています。
- 同じくオプション設定の支払オプション欄の決済モジュールの項目で Amazon Payを選択し保存します。保存後再度開くと、売上処理の選択プルダウンが現れるので、与信か与信売上を選択し保存します。
- 以上で Amazon Payの決済サービスがご利用いただけます。
Amazon Payの決済の流れ
Amazon Payを設定するとショッピングカートの「注文画面へ進む」ボタンの下に「Amazonアカウントでお支払い」ボタンが表示されます。「Amazonアカウントでお支払い」ボタンをクリックすると、Amazonの認証画面が表示されます。
注文者情報、送り先情報入力欄で、Amazonアカウントに保存している配送先住所を選択できます。選択すると入力欄に値が入ります。
支払方法選択画面でAmazonアカウントに保存している支払方法を選択できます。
デジタル商材で配送先が必要なければ、支払方法選択のみで配送先住所選択を省略することも可能です。
決済モジュールオプション
Amazon Pay決済モジュールが正しくインストールされると、ネットショップ管理プラグインのオプション設定にある決済モジュールオプションに Amazon Payの項目が表示されます。ここで Amazon Payの基本的な設定を行います。設定はAmazonセラーセントラルを確認してください。
- 出品者ID
- 出品者ID(SellerId)を入力します。
- クライアントID
- Amazonログインでアプリケーションを登録した後に表示されるクライアントIDを入力します。
- MWS Access Key ID、MWS Secret Access Key
- Amazon Payで表示されるAccess Key IDとSecret Access Keyを入力します。
- ショップ名、販売事業者情報
- 購入者のメールに表示される情報です。
- URL
- 試験用、本番用から選択します。
- カラー
- 「Amazonアカウントでお支払い」ボタンのカラーをGold、DarkGray、LightGrayから選択します。
- ボタン上部テキスト
- 「Amazonアカウントでお支払い」ボタンの上部に表示するテキストを指定します。
- 会員登録とログイン
- ボタン押下後に会員登録またはログインをさせる購入手段選択画面を表示する場合はチェックを入れます。
- 自動アカウント生成(1.2以上)
- 注文確定時にメールアドレスを元に自動的に WordPress のアカウントを生成します。ユーザー名には「:amazon」が付加されます。会員サービスを提供する場合は、FUA ソーシャルログイン追加モジュールプラグインを合わせてご利用いただくと、ログイン機能を提供できます。
- 購読を記録する
- 継続課金の購読を注文データとして記録する場合はチェックを入れます。
Amazon Pay側の設定
Amazonセラーセントラルにログイン後、Amazonログインで、新しいアプリケーションを登録してください。登録後、ウェブ設定で「JavaScriptの種類」を指定する欄がありますので、httpsから始まるサイトのURLを指定します。
実売上処理
支払オプションの売上処理で与信を選択している場合は、商品の発送後などに実売上処理が必要となります。注文管理の注文詳細画面で、金額合計欄に実売上のボタンが表示されますので、実売上処理をする場合は押してください。
金額を変更する場合は、実売上ボタンを押す前にあらかじめ金額を変更しておいてください。一度実売上した後の変更は、Amazon セラーセントラルの管理画面より行ってください。
継続課金(定期支払)
バージョン1.2 より継続課金(定期支払)に対応いたします。継続課金(定期支払)を利用するには、継続課金コントローラ追加モジュールプラグインをインストールしておく必要があります。
継続課金(定期支払)を利用する場合は、「自動アカウント生成」にチェックを入れてください。
継続課金(定期支払)の設定はオプション設定の決済モジュールオプションで行います。購入商品IDを入力して保存すると新しい入力欄が表示されます。
- 定期払単位(1.2.6以上)、定期払日(1.2.7以上)、定期払期間、定期払回数、金額
- 継続課金の間隔、回数、金額を指定できます。定期払単位で月を選択すると定期払日を指定できます。
-
- 購入商品ID
- 継続課金を購入させる商品IDを指定します。
- 購入カテゴリーID(ネットショップ管理プラグイン4.1.2以上)
- 継続課金を購入させるカテゴリーIDを指定します。カテゴリーIDを指定することで商品IDごとに設定することなくまとめて設定できます。
- 支払いPHPコード、失敗PHPコード
- 支払いPHPコードを入力することで、支払い実行時に任意のPHPコードを実行させることができます。
継続課金の解約は、まず支払オプションで決済モジュールを選択しない解約専用の支払方法を追加してください。また、注文後の処理状況は処理済みなどにしてください。注文ステップオプションと組み合わせると解約のステップをほとんど省略できます。
解約商品を作成し、商品のアドバンストモードにある最終処理ステータスがセットされた際のPHPコードに以下のようなコードを入力します。3 の部分には購入商品の商品IDが入ります。
global $nsa_subscription_controller; $nsa_subscription_controller->nsa_subscription_controller_delete_by_up($user_id, 3);
変更履歴
- 1.2.8 2020年06月08日
- バグフィックス: 継続課金。
- バグフィックス: 未確定注文の削除。
- 1.2.7 2019年05月12日
- 定期払日の追加。
- 1.2.6 2019年05月09日
- 定期払単位の追加。
- 購入カテゴリーID(ネットショップ管理プラグイン4.1.2以上)。
- 1.2.5 2019年03月14日
- バグフィックス: 購読の記録。
- 1.2.4 2018年11月03日
- 既存のユーザーの継続課金。
- 1.2.3 2018年09月19日
- バグフィックス: 自動ログイン。
- 1.2.2 2018年08月30日
- バグフィックス: 自動ログイン。
- 1.2.1 2018年05月30日
- バグフィックス: お届け先情報のセット。
- 1.2 2018年05月24日
- 継続課金(定期支払)対応。
- 1.1.1 2016年12月01日
- オーソリエラー発生時のAmazon側注文のキャンセル。
- 1.1 2016年09月07日
- バグフィックス: 処理改善。
- 1.0 2016年08月21日 初リリース。
Amazon Payお問い合わせ・お申込フォーム
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- 法人であること
- 禁止商材に該当しないこと
お申込み前に、Amazon Pay よくあるご質問を再度ご確認ください。