ネットショップ管理プラグインの 2.7.6 より導入されたユーザーによる任意の自由価格入力機能と自由項目のファイルアップロード機能について解説します。
まず、ユーザーによる任意の自由価格入力機能とは、商品購入価格をユーザー自身で決定できる機能です。とある商品を1,000円で買うこともできれば、2,000円でも買うことができる、といった具合です。いわゆる投げ銭としての利用や、簡易オークション(ユーザーに購入価格を入力してもらい、購入者の中から高値を付けたユーザーの購入を確定)といった使用方法もできると思います。
自由項目のファイルアップロード機能は、商品購入時にユーザーがファイルをアップロードできる機能で、オリジナルのラベルやデザインを提出したりするのに使用できます。
以下、ネットショップ管理プラグインの 2.7.6 より導入された機能の設定方法をみていきます。
ユーザーによる任意の自由価格入力機能
商品編集画面でアドバンストモードをクリックすると、商品価格の下辺りに以下の図のように「自由価格」「商品下限価格」「商品上限価格」が表示されます。
自由価格の「商品自由価格入力を使用する」にチェックを入れると、商品価格の出力部分が入力欄へと変わります。「商品下限価格」と「商品上限価格」は、ユーザーに入力させる価格の範囲をコントロールする事が出来ます。
上図の例では、1,000円以上10,000円以下でユーザーは自由に購入価格を決定できる、ということになります。0の場合は制限なしとなります。
「商品下限価格」と「商品上限価格」は、以下の商品コードで出力できます。
[product field=product_lower_price]
[product field=product_higher_price]
自由項目のファイルアップロード機能
自由項目でファイルアップロードの機能を使用するには、タイプで file を選択します。項目タイトルは適当に入力し、項目値で、ファイルのアップロード先を絶対パスで指定します。ファイルのアップロード先はブラウザから直接アクセスできないパスを指定するとセキュリティ上も安全です。
自由項目は、以下のような商品ショートコードで出力します。
[product field=product_free0]
下図のように、ファイルアップロード欄が表示されます。
選択したファイルは、カートに入れると一時的にアップロードされ、注文が確定すると、注文IDを付与したファイル名で保存されるようになります。
アップロードされたファイルは、ご注文確認メールに添付することも可能です。オプション設定のメールオプションに以下のような項目がありますので、必要に応じてチェックを入れてください。
また、アップロードされたファイルは、注文詳細画面からも表示することができます。商品にあるファイル名の下のダウンロードをクリックすると表示されます。
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