ネットショップ管理プラグインの消費税増税・軽減税率対応について - WordPressのプラグイン販売サイト CMS×WP

2019年10月1日より消費税が8％から10％に増税され、軽減税率が導入されます。ここでは、WordPress のネットショップ管理プラグインでの消費税増税に伴う価格変更の方法と軽減税率に対応する方法を解説いたします。

消費税増税による価格変更方法

ネットショップ管理プラグインでは基本的に商品価格は税込価格で計算を行っています。そのため、消費税が8％から10％に変わる際には商品価格を全て変更する必要があります。商品価格の変更方法は以下の三通りです。

1. 商品価格を編集画面（商品リスト）から一つずつ変更する
2. オプション設定の消費税変換ツールを使用して一括で変更する
3. 商品インポートで一括で更新する

商品価格を編集画面（商品リスト）から一つずつ変更する

商品数がそこまで多くなければ一つずつ変更してもよいかもしれません。また商品リストでも価格を変更できます。商品リストで価格を変更すると、左端のチェック欄に自動的にチェックが入るのである程度の数は一度に更新できます。

オプション設定の消費税変換ツールを使用して一括で変更する

消費税変換ツールを使用するには、商品編集項目の商品価格（税抜）が入力されていることが前提となります。商品価格（税抜）が入力されていれば、商品価格を一括で変更できるのでお勧めです。

商品インポートで一括で更新する

前述の消費税変換ツールが使用できない場合は、あらかじめ商品価格を Excel などで変更した CSV を利用して商品インポートで一括更新することが可能です。まずは、商品リスト下部にある商品データエクスポートで、少なくとも商品ID、商品価格を選択して、エクスポートボタンを押します。項目名を含める、にチェックを入れておくと便利です。

エクスポートした CSV を Excel などで開き、価格を変更してください。変更したファイルを商品リストの上部にある商品インポートでアップロードします。最初の行を項目名として扱う、にもチェックを入れます。

以上で、商品価格の変更は完了です。

軽減税率の対応

軽減税率とは、「酒類・外食を除く飲食料品」と「定期購読契約が締結された週2回以上発行される新聞」を対象に標準税率（10％）から軽減した税率（8％）を適用する税制のことです。ネットショップ管理プラグインを使用している場合で軽減税率が適用されるのは前者の飲食料品を販売しているケースが主だと思います。

ネットショップ管理プラグインで軽減税率を適用した商品を販売するには、ネットショップ管理プラグイン本体を 4.1.5 以上にバージョンアップしていただき、軽減税率追加モジュールプラグインを購入し、有効化していただく必要があります。

軽減税率の設定方法などに関して詳しくは、軽減税率追加モジュールプラグインのページをご覧ください。