WebPay 決済モジュール(ネットショップ管理プラグイン)
モジュール本体
WebPay 決済モジュールは、ネットショップ管理プラグインにクレジットカード決済サービスを提供するウェブペイ株式会社の決済サービスの機能を追加するモジュールです。
WebPay は、初期費用0円、月額費用0円で、手数料も3.25%(JCB, American Express, Diners Clubは3.4%)で利用できるという安価な決済サービスです。VISA、MasterCard、JCB、American Express、Diners の主要5大クレジットカードブランドに対応しています。
テスト環境はすぐに利用でき、本番環境も本番利用申込から最短3営業日で審査してくれるので、急にクレジットカード決済が必要な場合でも対応可能です。
なお、WebPay 決済モジュールは、都度課金、継続課金に対応しております。また、WebPay 決済モジュール単体では動作しませんので、ネットショップ管理プラグインと合わせてご利用ください。
インストール
- ネットショップ管理プラグイン(バージョン2.8.5以上必須)をインストールします。
- ダウンロードした圧縮ファイルを解凍後、`webpay.php`と`webpay`というディレクトリを`wp-content/settlement`ディレクトリにアップロードします。settlementディレクトリがない場合は作成してください。
- ネットショップ管理プラグインのオプション設定の決済モジュール欄に WebPay の項目が追加されていますので、設定をします。設定については下記で説明しています。
- 同じくオプション設定の支払オプション欄の決済モジュールの項目で WebPay を選択し保存します。
- 以上で WebPay の決済サービスがご利用いただけます。
決済モジュールオプション
WebPay 決済モジュールが正しくインストールされると、ネットショップ管理プラグインのオプション設定にある決済モジュールオプションに WebPay の項目が表示されます。ここでWebPay 決済サービスの基本的な設定を行います。
- 公開可能鍵(1.2以上)
- 公開可能鍵のAPIキーを入力します。APIキーは、WebPay のユーザー設定で確認できます。
- 非公開鍵
- 非公開鍵のAPIキーを入力します。APIキーは、WebPay のユーザー設定で確認できます。
- カード登録
- クレジットカード情報を登録する、にチェックを入れると、ユーザーが入力したクレジットカード情報を、WebPay 側に登録して、二回目以降の決済で利用できるようになります。
- カード情報直接入力(1.2以上)
- CheckoutHelper を使用せず、カード情報を直接入力する場合にチェックを入れます。このオプションは、PCI DSS に準拠していない環境下ではカード情報の漏洩リスクがあります。
- 課金額、間隔、無料期間、購入商品ID、解約商品ID(1.1以上)
- 定期課金のオプションです。
- 支払いPHPコード、失敗PHPコード、キャンセルPHPコード(1.1以上)
- 定期課金のオプションです。
支払オプション
WebPay 決済モジュールが正しくインストールされると、支払オプションに決済モジュールという項目が追加されます。ここで WebPay を選択し、一度保存します。すると決済モジュールという項目の下に、タイプという項目が現れます。
タイプは与信と与信売上から選びます。なお、与信期間は45日となっています。
決済画面
WebPay 決済モジュールは、CheckoutHelper に対応しているので、カードに関する入力情報のチェックと、カード情報を直接取り扱わないセキュアな形で決済をご利用いただけます。
オプションで、CheckoutHelper を使用せず、カード情報を直接入力する方法も選択していただけます。しかしながらこのオプションは、PCI DSS に準拠していない環境下ではカード情報の漏洩リスクがあるため、通常は CheckoutHelper をご利用ください。
支払方法が複数ある場合は、WebPay を選択した時にクレジットカード情報の入力欄が表示されます。
定期課金(1.1以上)
定期課金を利用するには、ネットショップ管理プラグインの 3.1.7 以上をご利用ください。WebPay で定期課金を利用する場合は、決済モジュールオプションで定期課金の設定を行います。毎月または毎年の課金額とは別に初期費用など初回の請求を行う場合は商品の価格に設定してください。それ以外は商品の価格は0円で問題ありません。カート内の表記を変更する場合は、アドバンストモードで表示される代替価格をご利用ください。
定期課金商品を購入する場合は、ログイン必須となります。また、複数の定期課金商品の同時購入は対応していないので、注文ステップオプションを利用するなどして、単品で決済するようにしてください。
定期課金の場合は、ユーザーのクレジットカード情報は、WebPay 側に自動的に保存されます。無料期間は、秒数で指定してください。例えば、1週間であれば、604,800秒(60×60×24×7)となります。
支払いPHPコード、失敗PHPコード、キャンセルPHPコードを設定することで、課金成功時、失敗時、解約時の処理をそれぞれ実行できます。WebPay からサイト側への通知は若干タイムラグ(約1分程度)があるようです。課金通知時には、元の注文データをベースに注文データが生成されます。
WebPay の管理画面で、ユーザ設定のWebhookによる通知先にショッピングカートURLを指定してください。例)http://domain/cart/
変更履歴
- 1.2 2014年09月15日
- デフォルトを CheckoutHelper を使用した方式に変更。アップグレードする場合は、決済モジュールオプションで、公開可能鍵を設定してください。
- 1.1 2014年09月01日
- 定期課金対応。
- 仕様変更(PHP 5.3以上)。
- 1.0.1 2014年07月17日 注文詳細画面からの実売上処理(ネットショップ管理プラグイン 3.0.9 以上)。
- 1.0 2013年12月06日 初リリース。