大幅な機能追加(会員価格やダウンロードファイル数の増強、送料重付による個口計算、2ティアアフィリエイトなど)(ネットショップ管理プラグイン 2.8)

ネットショップ管理プラグイン 2.8 の機能紹介

ネットショップ管理プラグインのバージョン 2.8 では大幅に機能が拡張されました。

会員価格やダウンロードファイル数の増強、送料重付による個口計算、2ティアアフィリエイトなど様々な機能が追加されています。

また、WordPress 3.5 からの新メディアアップローダーに対応するなど使い勝手も向上しています。

ネットショップ管理プラグイン 2.8 で追加された主な機能は以下の通りです。

  • 会員価格の数が1つから5つに増強。複数の会員価格が設定可能。
  • ダウンロードファイル数が1つから5つに増強。同一商品内で複数のファイルをアップロード可能。
  • 送料の重付(重付変動機能)による個口計算対応。
  • 2ティアアフィリエイト対応。
  • 複数の商品を同時にカートに挿入する機能の追加。
  • 未確定注文の保存方法の変更。
  • WordPress 3.5 からの新メディアアップローダーの対応。

以下ではこれらの追加機能について簡単に解説していきます。

会員価格の数が1つから5つに増強。複数の会員価格が設定可能。

これまで1つしか設定できなかった会員価格が5つまで設定できるようになりました。会員条件もそれぞれ設定可能です。以下の例では、ブロンズ、シルバー、ゴールドの会員種別に対して、それぞれ会員価格を設定しています。

会員価格数が1つから5つに拡張。

会員価格の条件は1から5まで順番にチェックしていき、最後に該当した会員価格が適用されるようになります。例えば、会員価格1と会員価格2の条件の2つともに合致する場合は、後者の会員価格2が適用されます。

会員価格の入力欄

会員価格の出力には、これまで通り、[product] 商品ショートコードで、product_member_price というフィールド名が使用できます。この場合は、現在ログインしているユーザーの合致した会員価格が表示されます。

例) [product field=product_member_price]

個々の会員価格の価格をそれぞれ出力したい場合は、product_member_price1 や product_member_price2 というように末尾の数字を 1~5 で指定してください。

例) [product field=product_member_price5]

ダウンロードファイル数が1つから5つに増強。同一商品内で複数のファイルをアップロード可能。

会員価格同様、ダウンロードファイル数もこれまでの1つから拡張され、5つまで設定できるようになりました。これに合わせて、「最終処理ステータスがセットされた際のPHPコード」に挿入されるダウンロードPHPコードも変更されております。

ダウンロードファイル数の増加

ダウンロードURLにどのファイルかを指定するパラメータが追加されています。省略するとダウンロードファイル1となります。なお、現状ではダウンロード回数やダウンロード有効期限は商品全体に適用されるため、ファイルごとの管理はできません。

どのファイルを購入(ダウンロード)するかは、自由項目で設定します。重要なのは、「項目値」と「値のみを保存する」という設定です。以下の例では、項目値に写真のフルサイズは1、L版サイズは2というような設定をしてあります。

ちなみに、項目値の各値で、「ラベル|実際の値」という記述をすることで、ユーザーにはラベルが表示され、実際の値と区別することが可能となりました。

ダウンロード用の自由項目設定

忘れずに、「値のみを保存する」にチェックが入れておいてください。チェックを入れることで、注文時の自由項目の値には、1 か 2 が保存されるようになるので、その値を元にどのファイルをダウンロードするか、という情報が記録されるようになります。

送料の重付(重付変動機能)による個口計算対応。

商品の項目として、重付と重付変動という項目が新たに追加されました。

まず、重付とは、1個口の梱包箱を100とした場合に、商品1個あたり何%を占めるかを指定する値で、例えば、50 を指定すると、商品2個で 100 となり、1個口の梱包がいっぱいとなります。もし商品3個購入すると、重付は 150 となり、1個口を超えるため、2個口の配送料がかかることになります。なお、重付を指定しない場合は、配送料の個口計算は一切されません。商品それぞれに重付を設定すれば、商品が異なっても重付を合算して配送料の個口計算を行います。

重付の設定画面

続いて、重付変動についてですが、重付変動の設定は、オプション設定の重付変動オプションで行います。重付変動オプションでは、重付変動名を入力することで、複数の重付変動を設定することが可能です。

重付変動オプション

商品の購入数量に応じて、1個当たりの重付と商品サイズを変動させることができます。例えば以下の例では、2個以上買えば1個当たりの重付は 30 となるので、2個では、60、3個では、90 となり3個まではサイズ1の配送料が適用されるようになります。4個購入すると次の条件に合致するので、1個当たりの重付は 20 となり、4個で 80、5個で100となり、5個まではサイズ2の送料が適用されます。6個以上の場合は1個当たりの重付が 10 となるので、10個まではサイズ3の送料が適用される、という具合です。

重付変動で商品サイズを変動する場合は、あらかじめ配送オプションでサイズごとの送料を設定しておく必要があります。商品サイズを大きくすることで、個口が増えるよりも配送料を安く設定することが可能なので、重付と重付変動を細かく設定することはユーザーにとっても親切な設定となると思います。

2ティアアフィリエイト対応。

2ティアのアフィリエイトとは、2段階の報酬が得られるシステムのことです。新たなアフィリエイターが紹介者を通じて会員登録をすると、紹介者はそのアフィリエイターに対して親となり、アフィリエイターは子という関係が記録されます。子であるアフィリエイターを通じて商品が売れた場合、子であるアフィリエイターとその親であるアフィリエイターの双方にアフィリエイト報酬が付与される、という仕組みです。子であるアフィリエイターが多ければ多いほど、親であるアフィリエイターは多くの報酬を手にすることができます。

アフィリエイトオプションに新たに「2ティアパーセンテージ」と「2ティアユーザー属性名」という項目が追加されています。これらの値を設定すると、2ティアのアフィリエイトが有効になります。

2ティアアフィリエイトオプション設定

アフィリエイトの報酬確認画面でも2ティアでの報酬かどうかの確認もできるようになります。

アフィリエイト報酬確認画面

複数の商品を同時にカートに挿入する機能の追加。

これまでは、商品をショッピングカートに入れるには、カートに入れるボタンを押す必要があり、複数の商品を同時にカートに入れることはできませんでしたが、チェックボックスにチェックを入れた商品をまとめてショッピングカートに追加する機能が加わりました。

複数商品をまとめてカートに追加

まず、カートに入れるボタンの代わりに、複数商品選択用のチェックボックスを表示する[product] 商品ショートコードをご案内いたします。add_to_cart_checkbox という option を追加します。こちらは商品テンプレート内で設定してください。

例)[product option=add_to_cart_checkbox]

続いて、まとめてショッピングカートに入れるボタンの設定方法です。[product] 商品ショートコードを利用して商品一覧を表示する場合は、addtocartall=1 を追加します。template には上記で設定した商品テンプレート番号を設定してください。

例) [product template=6 posts_per_page=10 category_id=1 addtocartall=1]

addtocartall に付随する追加オプションがいくつかあります。以下の通りです。

addtocartall_label
まとめてショッピングカートに入れるボタンのラベルを変更します。
例) [product template=6 posts_per_page=10 category_id=1 addtocartall=1 addtocartall_label="一括購入"]
addtocartall_src
まとめてショッピングカートに入れるボタンを画像に置き換えます。
例) [product template=6 posts_per_page=10 category_id=1 addtocartall=1 addtocartall_src="image.jpg"]

もし、テーマのカテゴリーページなどを利用して商品一覧を出力する場合でまとめてショッピングカートに入れるボタンを表示するには、記事のループの外側(一般的には、while (have_posts()) : endwhile; など)に以下のようなコードを挿入します。

<?php echo do_shortcode(‘[product addtocartall=1 only_addtocartall=1]’); ?>

未確定注文の保存方法の変更。

未確定注文とは決済モジュールを使用している場合で、決済会社側に遷移した後、サイト側に戻らなかった場合や通知が来なかった場合に記録される注文のことです。決済は完了したのに、一時的にサイトがダウンしていたなどの原因で注文データが確定されなかった場合に未確定注文から注文を確定することができます。

これまでの未確定注文はその数が増えすぎると、PHP のメモリを大きく消費する、という問題がありました。未確定注文の保存方法を変更することで、未確定注文が増えすぎても、PHP のメモリを圧迫することはなくなりました。なお、新しい未確定注文の保存は決済モジュールも最新版にアップグレードしないと有効化されませんのでご注意ください。

WordPress 3.5 からの新メディアアップローダーの対応。

商品画像の画像アップローダーが WordPress 3.5 から新しくなったメディアアップローダーを使用するようになりました。メディアアップローダーの機能や使い方は以前のものと大して変わりませんが、今までの「挿入する」ボタンの表記から、「更新して閉じる」ボタンの表記に変更いたしましたので、より分かりやすくなったと思います。

WordPress 3.5 からの新メディアアップローダ対応

機能追加やお問い合わせはお気軽に

バージョン 2.8 では、上記でご説明した以外にも色々と機能追加、不具合修正を行っております。詳しくはリリースノートをご覧ください。

細かな機能追加や修正も随時行っております。また、機能追加やこんなことが実現できるか、などのご相談はお気軽にお問い合わせください。

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